四谷メディカルキューブ
手の外科・マイクロサージャリーセンターの特長
1.年間約900件の症例数を誇ります。
当センターは2010年に開設され、のべ6000件以上(2019年4月時点・手術症例)の症例を治療してまいりました。最近の実績では、年間約900件の手術症例数を有します。多くの症状を診察し、治療してきた経験に基づき、多様な病態に対する確実な診断、治療を行うよう心がけています。
2.他の手外科施設ではあまり治療されない、手指の変形性関節症に特に力を入れています。
手指の変形性関節症は、「年のせい」「使いすぎ」と言われ、治療方法がないと冷たくあしらわれてきました。患者数は非常に多いため、そのように言われても納得してしまい、「みんな我慢しているから」と痛みに耐えながら頑張っているうちに、痛みが消える頃には指が曲がらなくなっていた、という患者様は珍しくありません。そのような患者様の治療ももちろん積極的に行なっていますが、そのような手になる前にできることを、予防医学の観点からもご提案させていただいております。
3.手専門のハンドセラピストが在籍し、保存療法や術後リハビリまで丁寧に行います。
手指疾患の治癒を目指すために、治療や手術を行う医師はもちろん、リハビリテーションを行うハンドセラピストの存在も欠かせません。当科には熟練したハンドセラピストが5名常勤しておりますが、これだけの専任セラピストを有する施設はあまりありません。2018年度のリハビリテーション新患数はのべ2304名でした。
患者様の症状だけでなく、お仕事や趣味など生活環境を鑑みて適切なリハビリテーションを行なっております。
4.「治療はこれでおしまいです?」「治療法はありません?」諦める前に一度受診してください。
四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンターでは、他院で治療を終えた方や治療が困難であると言われた方でも、お困りの症状があれば、できる限りの治療を検討し、ご提案しています。遠方からの患者様も多く、北海道から沖縄まで全国からいらっしゃいます。2018年度の外来患者数はのべ16290名でした。
「色々な方法を試してみたけれどなかなか症状が改善されない」「何をやってももう症状は変わらない」という方の「最後の砦」として、様々な疾患を治療した経験に基づき丁寧に診察させていただきます。大変混み合っているため、お待たせするかとは思いますが、是非一度ご相談ください。
5.特色のある手外科治療施設として多くの手外科情報を国内外に発信。
四谷メディカルキューブ手の外科では、少しでも多くの手指疾患を抱えた方の力になりたい。そんな強い想いで、多種多様な手指の疾患に関する情報を国内外に広く発信しています。また、新しい知識・技術を積極的に取り入れ、患者様の選択肢を拡げる努力を惜しみません。
6.マイクロサージャリーについて
マイクロサージャリーとは手術用顕微鏡の下で神経や血管を縫合する手術を言います。当院にはマイクロサージャリー技術に習得した医師が複数在籍しているため、多くの特色あるマイクロサージャリーを行っています。具体的には、神経縫合、血管吻合、手指の再建、爪の再建などを行っており、特に手指の爪再建では数多くの手術症例を誇ります。